経理担当社員が突然退職してしまうデメリット

1.自社に対する経理のノウハウが失われてしまう
  上手く引き継ぎが出来ないと給与計算、振込・支払い業務等、
  経理業務のノウハウが失われてしまいます。

 

2.後任の経理担当者を短期間で採用できるとは限らない
  その間の経理業務が滞ってしまいます。
  また、採用後すぐに前任と同じ量・質の仕事ができるとは限りません。

 

3.後任を採用するには時間とコストがかかります。
  できるだけ良い人材を採用したいものですが、採用準備・面接・選考に時間と労力を要します。
  採用費、給与、社会保険料等、様々なコストが発生します。

経理担当社員が突然退職した場合の対策として

1.経理業務をスムーズに引き継ぐ
  従業員の退職が分かるのは早くても1か月前になります。
  その場合、引き継ぎが完璧にできないことが多いです。
  常日頃から、経理のマニュアル作成やサブの担当者を決めておく必要があります。

 

2.社内で経理をする
  経理担当者の他に経理ができる従業員がいる場合、その方に任せる方法もあります。
  しかし、その担当者や他の従業員に業務の負担が増えてしまい、残業時間が増える等、
  業務が非効率になってしまうでしょう。

 

3.外部へアウトソーシングする
  外部へアウトソーシングする方法があります。
  アウトソーシングするには、その代行企業の経理の実績、コスト等から
  検討します。信頼できるアウトソーシング先が見つかれば、
  今後そのような心配はなくなります。